退職者が多い会社の特徴② 独自性その1
もっともシンプルで一番多くの方が口にする退職理由
それは
「給与が安い」
です。
働く理由が
「お金を稼ぐ」
なので当たり前かもしれません。
では
「給与が安い」という理由は
は金額だけも問題なのでしょうか?
そうではありません。
安い理由を知り得れば
納得できることもあるかも知れません。
例えば
アイリストのAさんBさんお二人いました。
AさんBさんはお友達です。
AさんBさんの勤務体系は
月8日休み・8時間勤務
その他の休暇なのど同じです。
もちろん社会保険完備です。
客単価も同じ位のサロンなので
入客数も同じ位
AさんBさんともに月売上平均が65万円
しかし
Aさんの給与は月給20万円
Bさんの給与は月給27万円
7万円の差です💦💦
年間で84万円の差です。
年収が84万円変わります。
年収240万円対年収324万円です。
大きな差です。
この差に納得できる理由があれば
「給与が安い」という退職は防げるかもしれません。
特にこの差が顕著に出るのが
アイリスト未経験採用の方と
アイリスト経験者の中途採用の方
この例になりがちです。
なので
未経験の方が研修費の問題などで1年~1年半は在籍するのですが
1年半~2年目で退職していきます。
なぜなら上記の様な給与格差の状態であると知っているからです。
じゃあなぜ
こんなに給与格差が起こるのでしょうか?
それは経営者さんの考え方です。
私も経営者なので給与設定に一番頭を悩まします。
従業員さんにできるだけ分配したいという経営者さん
できる限り人件費を削減したいとう経営者さん
周りと足並み揃えて平均値でいたいと考える経営者さん
それぞれの独自性です。
給与のルールは最低賃金位しかありませんから・・・
最近は特にですが
労働分配率の高いサロンさんの方が
離職率が低く採用コストが下がる
離職率が低く機会ロスがない
成果に連動し分配されるのでヤル気と生産性が上がり
企業として利益絶対額が増えている
という例を目にすることが増えてきました。
集客よりも求人が難しい時代です。
販促よりも人件費に分配する
その方が永く成果がでる時代になってきているかもしれません。
と書きましたが
給与を高くした方が良い!!というだけではありません。
0コメント